フード・マイレージ

フード・マイレージ

先日、JAさんからの配布物の中に「フード・マイレージ」についての記事がありました。

「フード・マイレージ」

知っている言葉ではあるけれど日常生活の中で会話には登場しない言葉だなと思い改めてじっくりと読みました。

フード・マイレージ/ food mileage という言葉を初めて知ったのは高校での授業だった気がします。普段食べているものがどこから運ばれてきたものかを意識しはじめたキッカケでもありました。

食料の輸送量と距離をかけあわせた指標、つまりどのくらいのエネルギーを使って食料が運ばれてきたかを数字にあらわしたものです。輸入食料についてだけでなく、国産の食料に対しても同じように考えることができます。フード・マイレージの数字が大きければ大きいほど、輸送にはたくさんのエネルギーを使用していてそれだけ環境に負荷を与えていると言い換えることができます。

日本は産地リレーと言って南北に長い地形を生かして、仕入れる産地を変えることで長く店頭販売ができるように、また全国各地のものをどこのスーパーでも買えるように生産・物流が整っています。実際にそのスーパーのある地域ではまだ収穫できないものが早い時期から店頭に並んでいるのはそのためです。地産地消を促しつつも、近くの旬のものだけでは満足できずに季節のイベントやあれもこれも食べたいという欲求からいつでもどこでもいろいろなものをつい買ってしまうのがいまの食料事情ですね。

「フード・マイレージ」という言葉をあえて使うと、農園では販売する野菜のフード・マイレージを大きくしないように、販売するのはその季節にとれるものだけに、また、出来るだけ農園から近い場所で消費してもらいたく販売範囲を近隣にとどめています。

農園の小さなこだわりも「フード・マイレージ」という言葉を説明に使うと少しわかりやすくなる気もします。と同時に、もう少しこの言葉自体がたくさんのひとに知ってもらえて、自分の食べているものがどこからどうやって運ばれてきたのか想像できるような生活が広がるといいなと思いました。

こうして書いていると野菜の種のことも気になってきますが…農園で使用している種は海外産ものが多くあります。フード・マイレージはあくまで収穫されたものや加工された食料が対象なので、種についてはまた改めて書きたいと思います。



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