今年の暑さの影響

今年の暑さの影響

先週は、40度近い暑さが続き3時間ほどの畑仕事で2リットル近い水分をとるという過去にない体験をしました。少し頭が痛かったり、気持ち悪さを感じることもあり、これは熱中症ではないか?と疑う瞬間もありました。水分補給と、塩分補給と、適度な休憩を挟んでなんとか作業を続けましたが体力的にも精神的にもややきつい作業となりました。

暑さのなか、進めた作業はジャガイモ堀り。本当は6月頭に玉ねぎの収穫が終わった時点で次はジャガイモ堀りに移行する予定でいたのですが、昨年より遅く植えたためか収穫時期が後ろにずれこんで6月後半に最盛期を迎えたズッキーニの収穫と、予想以上に出来がよいニンジンの収穫&出荷作業に追われてしまい、なかなか準備が整いませんでした。

やっとジャガイモ堀き機を夫の実家から借り、マルチの上に出ている枯れかけている茎を切り落とし、マルチをはがして収穫。ところが、掘ってみたところ「キタアカリ」という小ぶりに育つはずの芋がなかなかの大きさに育っていました。そして、皮がひび割れて、ひどいものはそこから傷んで腐っていました。調べてみたところ”裂開”という高温時に起こる生理障害だそう。過去にそうか病という皮がカサブタのようになる病気が出たことはありますが、裂開は初めてです。仕方なく、きれいなものだけを拾い集めてコンテナに積み込み、販売できないけど食べられそうなものは自家消費用に分別。もうすぐに腐ってしまいそうなものや、ひび割れがひどいものは捨てることにしました。とはいえ、全体の半分以上を廃棄することになったためそのままにしておけず、近くの圃場の空いている場所にローダーで集めてまとめて廃棄しました。

マルチで生育を早めて、早く収穫しようとしていたのですが予定のずれとこの暑さで、今年は残念な結果となりました。

それても、販売できるものもありますのでぜひお店などで見かけましたら暑さに耐え抜いた芋をぜひご賞味ください。出荷販売は7月後半に開始予定です。

そして、ジャガイモとは別に紫キャベツも暑さにやられて焼けてしまいました。毎年緑色の通常のキャベツを出し終わることに出来上がってくる紫キャベツ。もう少し大きくなるかな、と様子をうかがってはいたのですが数日の暑さと日照りで色が変色してしまいました。水分を蓄えて1枚ずつ重なっているキャベツの葉は、うすいところだけがとろけてしまっていたり、巻ききらずに見えているてっぺんの部分だけが焼けて茶色くなってしまいました。こちらも残念ではありますが、9割ほどを廃棄することとなりました。

露地野菜は、こうした天候のリスクが大きいのも特徴です。そのためいくつかの品目を収穫時期が重なるように作付るのですが、まだまだ勉強不足という結果となりました。リスク分散しつつ、安定して出荷し、収入を得る。言葉にすると簡単ですが実現はなかなか難しいところ。それでも毎年学びもあり、自然を敬い、おもしろいとも思ってしまうのも農家になった者の性なのでしょうか。



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